一昔前、情報は全て公開すべきだという風潮がありました。
ホームページ上に様々な情報を掲載し、隅から隅まで見ていただく、そんな時期もありました。

全てを公開することは戦略的にどうなのでしょう?

もちろん、そういう戦略もあります。しかし、それは目的にあった公開範囲であることが大切です。

ケースによっては、
情報公開範囲が広いがために、訪問者が「知った気になる」ことで行動につながらなかったり、
逆に、公開範囲が狭いがために、訪問者にとって「よくわからない」ことで行動につながらなかったり、とどちらもあり得ます。

ここはやはり、「誰に」「何を」「どのように」伝えて、「どのような行動」につなげるかを設計することが大切です。この点が明確であるほど、情報公開範囲も明確になります。
日頃の更新管理も、情報公開範囲を意識しながらコントロールもできます。

「何を」載せるかに注力しがちですが、「どこまで」という目的にあった公開範囲を意識しましょう。