ホームページの記事追加では、写真を掲載するケースも多々あります。

写真撮影では何を気をつけたらよいのでしょうか?

「何を」
「どんな人に」
「どう伝えるのか」

という3点に気をつけましょう。

まずは「何を」ですが、これは対象物で、「被写体」と呼ばれます。
商品、店舗、会社社屋、工場、人物・・・と色々あります。
その写真を見た瞬間、「これだな」とわかるように撮ることが大切ですね。工場の様子の撮影など「~の様子」というのが被写体が定まらないケースを多く見かけます。そんな場合は、撮影している人も、どこにポイントをおいて撮影してよいのかわからなくなっています。
そんな時は、「この作業の様子」「この人の作業の様子」「この機械が活躍している様子」というように絞るポイントを決めて撮影しましょう。

次に、先に「どう伝えるか」についてご案内します。
例えば、リンゴを撮影する場合、「美味しそう」という撮り方もあれば、「大きい」という撮り方もあります。その他にも、「赤い」「みずみずしい」「自然の中で育っている」など、いろんな伝え方があります。この伝え方のポイント決めると、写真に写っているものの存在感が高まります。

最後に、「どんな人に」というポイントですが、
これはちょっとした演出です。例えば、かわいいマグカップを撮影する場合、このマグカップは女性向けの商品であれば、マグカップのデザインに合わせてテーブルクロスやランチョンマットなどを工夫して撮ると、女性の心に響きやすい写真になります。
サッカーボールであれば、購入者は当然サッカーを楽しむ人ですから、グランド上に置き、背景はボヤッと練習している人達が写っているような写真だとどうでしょう。
このように、見せたい人を意識した「演出」をすることで、その写真の魅力がアップします。
商品以外でも、求人サイトでは、若い先輩社員が活き活きと働いている姿であれば、就職活動している学生の心に響くでしょう。

なんとなく撮っている写真も、このように3つのポイントに気をつけると、魅力的な写真になりますよ。